インドとマレーシアに分かれた UniFi クラウドゲートウェイ間に geo-bridge を構築し、海外在住の家族が自宅の居住 IP 経由で母国のストリーミングを視聴できるようにした事例。
マレーシア在住の家族が、インドの居住 IP からしか視聴できないストリーミングサービス(Hotstar India / JioCinema / Sony LIV など)を、海外の自宅のセットアップから安定して使いたいという案件。データセンター系 VPN は配信側で静かにブロックされており、唯一現実的な exit はチェンナイの実家の家庭回線そのものでした。
両端ともキャリアグレード NAT(インド側は Jio CGNAT、マレーシア側は MEASAT NAT)の背後にあり、直接ポートフォワードや従来のサイト間 VPN は成立しません。回線側に変更を加えず、かつクライアント側に運用作業をさせない形で、ブリッジを継続的に動かすことが要件でした。
/data/on_boot.d/ フックに永続化スクリプトを設置(手動再接続ゼロ)マレーシア側の TV から、まるでチェンナイの実家にいるかのようにインドのストリーミングを視聴可能に。スループットは両端 CGNAT のリレー経由構成における実用上の上限値で、HD ストリーミングは安定(4K が必要になればインド国内 VPS をリレーに追加することで上限を引き上げ可能)。再起動からの自動復旧も無人で完結します。
本案件で確立したアーキテクチャ・導入手順・永続化フック・CGNAT 越え設計は、UniFi + 地理的 IP 制限解除を要件とする同類案件向けに 30 分で再現可能なランブックとして資産化済み。