稼働中の電子書籍コマースプラットフォームを、AWSからスリムな自前インフラへクリーンに移行・再構築。Rubyアプリケーションの移行、S3からMinIOへのオブジェクトストレージ切り替え(署名付きURL配信)、API・チェックアウト層の再構築までを、顧客側から見て一切のダウンタイムなしで実施しました。
カナダの創業者が運営する稼働中の電子書籍ストアでは、肥大化して高コストになったAWS構成から、売上を1件も落とさずに脱却する必要がありました。難しかったのは、すでに本番稼働中で実際に決済を受け付け、実際の顧客へ有料ダウンロードを配信していたこと。つまり移行は、外部から見て「気づかれない」ものでなければなりませんでした。
スタック全体を引き受け、すべての構成要素を洗い出した上で、カットオーバーをエンドツーエンドで実施。Rubyアプリケーション、実際の書籍ファイルを配信するオブジェクトストレージ、決済連携、そして入口となるフロントまで。完了時には、プラットフォームは完全にクライアント自身のインフラ上で稼働し、AWSは安全に停止できる状態になっていました。
プラットフォームは、クライアントが完全に保有するインフラ上でスリムに稼働するようになり、AWSの請求はゼロに。有料ダウンロードは新しいMinIOベースの配信経路で滞りなく届いています。クライアントからは「コミュニケーションが良く、協力的でプロフェッショナル」と評価いただき、最高評価のレビューとともに、次の案件もぜひ一緒にと声をかけていただきました。